共創自治区 SHIKIAMI CONCON
Branding,Planning & Strategy,Art Direction,Space Produce,Facilities,Futures
一般社団法人コミュニティ&コミュニティホスピタル協会 / 株式会社メディヴァ
「病気になる前も、最中も、後も。医療とまちの人がつながり続ける未来をつくる」。そんな思想から生まれた「コミュニティホスピタル構想」について、Nueは構想段階の初期から相談を受けました。社会的な医療コストを下げつつ、人と医療が関係を育む仕組みをどう伝え、どう仲間を増やしていくのか。その方向性のアドバイスに加え、コピー開発、概念整理と図式化、イラストレーション、VI/CI、Web企画制作、noteのカバーデザインまでを一気通貫で担当。Webは、関連病院の増加に伴う「STORY」の更新が容易となるよう、第二階層をnoteへ大胆に委譲した、運用者に寄り添う実装を採用しています。構想を社会にひらき、全国の医療者・地域に届けるための基盤づくりを支えました。
依頼当初、「コミュニティホスピタル構想」という言葉そのものがまだ定まっていない段階でした。数十枚にわたる手書き資料には多様なアイデアが混在し、それらがどの社会課題(FACT)から生まれ、誰のための仕組みなのかが整理されていない状態でした。
さらに、“ゆくゆくはメンバーシップを事業として展開したい”“病院や協会に医師・医療職が採用として応募してほしい”“総合診療医の育成基盤もつくりたい” など複数の目的が同時に存在している状況でした。患者・地域住民・医療者の三方よしの仕組みをめざしながらも、事業としての広がり、採用ブランディング、概念の社会的浸透といった論点が絡み合っていました。そのため、まずは対話を通じて目的の重なりをほどき、構想全体の“芯”と“道筋”をつくることが求められていました。
Nueはまず、構想の背景にある“現場の実感”と多層に混ざり合った目的を丁寧にほどくことから着手しました。手書き資料に散りばめられた意図を読み解き、対話とリサーチを往復しながら、構想が生まれた社会課題(FACT)を整理。複数の目的がどこで重なり、どこで分岐するのかを可視化し、構想全体の“芯”と“優先して届ける相手”を明確にしました。並行して、患者・地域社会・医療者の三者がどう関わり合うと健康が持続するのかを言語化し、VI/CI・コピー・概念図・イラストレーションを体系的に制作。専門性の高いテーマでも共有しやすい“共通言語”にまとめました。Webは低コストで更新しやすいようnoteと連動させ、構想が社会にひらき、仲間づくり・採用・教育・事業へ自然に接続する“道筋(New Path)”を設計しました。
発信後の反響からメンバーシップ事業が始動し、参加病院は50超に。モデル病院での実践知が共有され、採用・教育・地域連携へと広がる基盤が整いました。構想は全国へ着実に広がっています。
MIZUSAKO Ryota
SUMIDA Kikyo
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