謎と期待を仕込む。ハイエンドゲーム開発スタジオ「UNBOUND」Webサイト
Art Direction,Digital
湊屋マネジメント株式会社
元のホテル廃業後、湊屋マネジメント株式会社が取得し、坂本龍馬生誕の地にある宿を再生するブランディングとして株式会社ホロニックがリードする案件のWEB制作のお手伝いをしました。
WEB制作に加えて現地撮影も実施し、高知には珍しいラグジュアリー × 温かさの両立を目指し、新たな顧客層に届くホテル像をビジュアルとストーリーで表現しました。
旧施設は地域に根差した歴史性を持つ一方で、「龍馬史跡の宿」以上の魅力が十分に言語化されていないことが最大の課題でした。また、高知県内には高級路線の宿泊施設が少なく、新規顧客に向けてはラグジュアリー層の期待値に応える表現が求められていました。
また、オールインクルーシブや地元食材を活かした料理、館内に飾られたアートや坂本龍馬にまつわる資料展示など、滞在そのものが価値となる体験をいかに表現するかが課題となりました。
宿の歴史・立地・展示物を軸に「自分を洗濯する旅(明日の力を育む滞在)」というブランドコンセプトをホロニックが提案、ターゲットは龍馬ファンだけでなく、上質な体験を求める新しい層を想定。
現地訪問・撮影により、地元食材を使った料理、アート作品、展示資料などホテルの魅力を高解像度で可視化。
WEBサイトは「体験起点」で設計し、滞在価値が直感的に伝わるようストーリーとビジュアルを整理。オールインクルーシブの強みや地域性を丁寧に伝えることで、「また訪れたくなる理由」を明確化し、ブランド再生と新規顧客獲得の両立を図りました。
構成やデザインの方向性は順調に固まっていた一方で、コピー制作の予算がなく、現地の方々が主体となって原稿を用意する必要があった。そこでリブランディングの軸である「自分を洗濯する旅」を起点にキーワードを洗い出し、言葉を編むための会議を丁寧に重ねながら、関係者との対話を通じて内容のブラッシュアップを行いました。
その結果、坂本龍馬生誕の地という歴史性に加え、「1日の過ごし方」などお客様視点での情報整理の精度が上がり、宿そのものが語るブランド設計を実現することができました。
Kazuya Okamoto (Enrai)
Kazuya Okamoto (Enrai)
KatsumiKawashima
⼩林 瑞紀
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