Concept Design / Naming / Copy writing
2017.12
同じテーブルを囲んで理解し合う。
京都駅から東へ徒歩5分の場所に新しい「町」を作りました。
数年後、京都市立芸大の移転が決まっている土地の着工までの数年間、幻のような崇仁新町が賑わっています。
このプロジェクトでは、コンセプト設計やライティング、アドバイザーとして参加してます。
この「崇仁（すうじん）」地区は、京都の歴史において長い年月部落として差別されてきた過去をもっています。崇仁に住んでる方々へのヒアリングやリサーチを経て、なぜ差別されることになったのかの歴史や、崇仁地区の魅力を多く知ることができました。
崇仁での交流を経て、斬新な施策ではなくもっと人間的で大切なことから始めるべきだと判断し、崇仁新町という期間限定の屋台村が誕生しました。崇仁という名前をつけるかつけないかで議論がありましたが、この名前を捨てることは、これまでの過去すら捨ててしまうことになるため、ともに作り上げてきた制作チームや地域の方の後押しもあり、この名前で町開きを迎えることができました。
